前回のブログで、神の国とその義『だけ』しか求めず、あまりに「心の断食」をし過ぎる滅私奉公をし過ぎると「うつ病」になることについて書かせていただいた。
6️⃣【滅私奉公とはどのようなことか】
6️⃣【⑤与えること『だけ』が幸いですと信じている滅私奉公は「耐えることができる試練」に耐えることができない】
聖書は語っている"『受けるよりも与えるほうが幸いである』"……と聖書が語っている。
もしかしたら何人かのクリスチャンや牧師先生を含む5役者の方々は……聖書には"受けるよりも"……とか……"与える方が"……と書いてあるのに、「与えること『だけ』が幸いです」とか「受けることはとてもいやしいことです」とか「受けることは恥です」とか「受ける人は信仰が足りないです」というような意味あいに近いようなことばに勝手に翻訳して人々に言い聞かせ、自分自身にも言い聞かせておられるかもしれない。
聖書は"受けるよりも与える方が幸いである"……と語っているのであって……「受けることは幸いではない」……と聖書は語っていない。聖書は「受けることも幸いだが、与えることは受けるよりも幸いです」……と語っている。
「だれかに与えること」も……「誰かから受けること」も……神が備えてくださっている尊い恵みだ。
聖書は語っている "神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。"……と聖書が語っている……しかし、神が備えてくださっている恵みの機会に受けていれば耐えることのできる試練ではあるが……神が備えてくださっている恵みを受けようとしないのであれば……耐えることができるはずの試練が……耐えることのできない試練になることもある。
神が備えてくださっている休む機会に…………働き、神が備えてくださっている助け手の助けを受けれる機会に…………遠慮して受けようとせずに他の人を助けることばかりしていても……試練に耐えることができる……決して倒れることはない……と聖書は教えていない。
聖書は "心は燃えていても、肉体は弱いのです。"……と語っている。
だから「与える幸い」だけでなく、「受ける幸い」もなければ……脱出できるはずの試練が脱出不可能な山のように大きな試練になってしまうこともある。
神が助け手として備えてくださっている誰かに助けてもらうことが神が備えてくださっている脱出の道であった場合……助けてもらえる申し出や機会があるのに遠慮して助けてもらわなかった場合……脱出できなくなったり……脱出するのに何倍もの時間がかかるようになるかもしれない。
"あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。"
コリント人への手紙第一 10章 13節
"人の心は病苦をも忍ぶ。しかし、ひしがれた心にだれが耐えるだろうか。"
箴言 18章 14節
6️⃣【⑥受けること『だけ』が幸いですと信じている人は「試練」ではないことにすらも耐えることができない】
「分け与えることができるゆとりがあるのに与えることをせずに受けるだけで感謝しない人」は試練ではない小さなことすらも大きな試練となり、平らな道が急斜面の坂道となり、小さなことも大きな山のような大問題となり、いつも数々の大きな不満を抱えて生きることになる……
……与えられている1つ1つのことに感謝しはじめるなら……大きな山は小さくなりはじめる。神と人に感謝する者は神と人から与えられ受けるだけの者ではないので、神と人に感謝している者を主が引き上げてくださる。
感謝しない人は主が試練の中に閉じ込めてくださる。感謝しない人を主が試練の中に閉じ込めてくださるのは……どんな大きな山のような試練よりも、はるかに大きな苦難=『心を暗く』ならせてしまう『感謝しない人生』から脱出させようとして主が与えてくださっている非常に大きな恵みとあわれみだ。
"それゆえ、彼らは神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなりました。"
ローマ人への手紙 1章 21節
"もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう。"
マタイの福音書 6章 23節
"人の心は病苦をも忍ぶ。しかし、ひしがれた心にだれが耐えるだろうか。"
箴言 18章 14節
"『受けるよりも与えるほうが幸いである』"
使徒の働き 20章 35節
"あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。"
コリント人への手紙第一 10章 13節